【ギター紹介】念願!ギブソン レスポール!

2020年8月27日

ついに買ってしまいました!

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ギブソン レスポール ヒストリックコレクション 58年モデルです。
ずっとギブソンが欲しくて、、、でも買うタイミングが無く踏み出せなかったのですが、先日何気なく楽器屋さんまわりをしていて買ってしまいました。
最近お金使いが荒いかも・・・まあ資産になるからいいとしよう。笑
さてギブソンのヒストリックコレクションについてですが、56年、57年、58年、59年、60年モデルがあり、当時のレスポールの復刻版になります。
年代によって特徴があるのですが、
59年モデル:良い木材が優先的に使用される、ネックが薄め
58年モデル:59年の次に良い木材が使用される、ネックが厚め
60年モデル:59年よりもさらにネックが薄め
57年モデル:ゴールドトップ、ネック厚め
56年モデル︰ゴールドトップ、ピックアップがP90

こんな浅い知識だったのでお茶の水の楽器店をまわり店員さんに色々とお話を聞いてきました。
まとめるとどうやらこんな感じ
・ヒスコレを検討するなら最新の2019年がおすすめ
・少なくとも2013年以降が良い

近年は3Dプリンターの技術などで本物の59年製をスキャンし、再現度を上げているとのことで、近年もののヒスコレはより「リアル」に近いようです。
また、2013年以降が良いという理由についてはネックのトラスロッドの埋め込みの手法がこのタイミングで変わったとのことで、2013年以前はトラスロッドにゴムを巻いてネックにトラスロッドを埋め込んでいたらしいのですが、これがネックの振動・鳴りを抑えてしまうことになるらしくあまり良くない仕様だそうです。
2013年以降はゴムなしでトラスロッドを埋め込みしているとのことで振動や鳴りが改善されたというのが店員さんの意見でした。
その他、当時使用されていたニカワと呼ばれる接着剤を使用している他、パーツに関してもコンデンサーなどが良くなっているとのことでした。
また、ヒスコレと言えば1999年製が良いと言われていますが、これは1999年に大幅にヒスコレの仕様に変更があったからだそうです。変更内容で大きいところは特に木材のようでこの当時使用していた木材の質が良いらしく木材マニアの方からの評価が高いとのこともあり1999年製が神格化されている要因ではないかということでした。
ちなみにヒスコレの仕様変更はだいたい10年おきに発生しているらしく1999年が40周年で今回の2019年が60周年とのことで仕様がアップグレードしていることは確かなようです。
個人的にはギターに関しては「古いものが良い」という感じがしますが、やはり技術の進歩には勝てないらしいです。
5軒くらいまわり店員さんにヒアリングしましたが総じて「近年ものの方が良い」という評価だったので、セールス的なこともややあるのかもしれませんが、間違いないんだろうと思いました!
ついでに7~8本ヒスコレを弾いてみましたが59年モデルでも作られた年代によってネックの太さや形がまったく違いました。
こんなことあっていいのか?と思いますが、より近年ものの方が59年はネックが薄く、58年はネックが熱な厚くなっており、より「リアル」な仕様に近づいているようです。
音についてはハズレは無かったのですが、それぞれキャラクターが異なり個体差が大きかったように感じました。
今回試弾させて頂きましたが、正直それほどピンとくるものが無かったというのが感想でした。
いい音なんですけど極論良いアンプとピックアップに変えればヒスコレにある程度寄せることは可能かもしれないです。。。特別な何かが感じられなかった。
ストラトだったら12フレットあたりを弾けば良いギター独特の音がするんですが。。。
まぁ今持っているレスポールよりは芯があって甘く良い音だと感じましたし、今より確実に良くなるだろうということで購入することにしました。

購入したのは2014年製の58年モデルで極太ネックです。
え、59年モデルじゃないの?っと思われるかもしれませんが、59年モデルは58年よりも10万くらい高くなっちゃうんです。
59年のトップのトラ目は確かに美しいし、工芸品的な価値も高いんでしょうけど、見た目よりも58年の極太ネックの弾き心地を選びました。
ネックに関しては極太が好きで同じくフェンダーカスタムショップのストラトも極太のものを選んで購入しています。
ギターのキャラクターって個人的にはネックで決まるんじゃないかと感じていまして、ネックが太いと一音一音がはっきりとして抜けが良い気がするんですよね。
まだスタジオで試してないんで、このギターのポテンシャルがわかりませんがこれからが楽しみです!!
これでB’zの松本さんの音に少しは近づければな〜
BIAS HEADの音作りも併せてやっていかなければ!
それでは!

ギター

Posted by yuichiro