【アンプ紹介①】BIAS HEAD買っちゃいました!

2020年8月27日

あ~B’zの松本さんみたいな音出したいな~!
Bognorや5150みたいな音ってどうやったら出るんや・・・
もうコンパクトエフェクターは買いつくしたけど全然近づかん・・・
ということで!夏のボーナスで買っちゃいました!ヘッドアンプ!
BIAS HEADっていうヘッドアンプなんですけど皆さん知ってますかね?
まだマイナーかも・・・?
今回はBIAS HEADについて紹介したいと思います!

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※スタジオにて。JC120の上に乗っているのがBIAS HEADです。

BIAS HEADとは

BIAS HEADとはPositive Grid社が販売しているアンプシュミレーターのことです。
アンプシュミレーターとは既存の様々なアンプの音をシミュレートしたもので、例えばMarshallであったりBognerなどのアンプの音をこの1台で出すことが出来ます。
まあ似た音を出せるのであって全く同じ音というわけではないんですが、最近のアンプシュミレーターはアンプごとの結構細かなニュアンスまで再現されていて評価が高いですね。
アンプシュミレーターについては2万~3万のものから30万ほどのものまでと幅広いですが、10万クラス以上になると一気にクオリティが上がる感じがします。
15万を超えるアンプシュミレーターになってくるともうモデリングなんかじゃなくアンプそのものの音がします。
何がそんなに音を変えているのか?別にアンプシミュレーターの中に本物のアンプのように真空管が入っているわけでもないし・・・仕組みはよくわかりませんが技術の進歩をすごく感じます!

注目のアンプシミュレーターについて

前述で15万を超えるアンプシュミレーターについて書きましたが、その中でも注目の高いアンプシュミレーターは3つでしょう。

①Fractal・・・価格30万超え。音めちゃくちゃ良く再現度高い。
②KEMPER・・・価格20万~30万くらいで機能により価格が違う。プロでも使ってるらしい。
③BIAS HEAD・・・価格16万~18万くらい。音めちゃくちゃ良い。コスパ高い

価格で大きく差がありますが、値段の差は何か?
これは機能面でのメリットの違いだと思います。
FractalとKEMPERは友達が使っていますが、アンプの種類が多いと感じました。
また、シミュレートの中にアンプだけでなくコンパクトエフェクターもシュミレートされており、アンプと組み合わせた音作りが可能です。
つまり細かな音作りのセッティングがこの一台で完成します。
BIAS HEADについてはアンプの種類はまだまだ少ないです。
クリーン、クランチ、ディストーションなどそれぞれモデリングアンプが準備されていますが、8~10種類ずつといったところでしょうか?
随時アンプ内容の更新と新規アンプがアップロードされていくのでしょうが、まあそもそもそれだけあれば充分かとは思います。※基本的にオンラインでモデリングアンプをダウンロードします。
アンプはまあ良いとしてBIAS HEADの残念な点がコンパクトエフェクターのシミュレーターが無いことです。
Positive Grid社ではBIAS FXといったコンパクトエフェクターのシミュレートシステムが別にあるのですが、BIAS HEADと互換性が無いようです。
つまりBIAS HEADではアンプの音しか作ることが出来ないということです。。。
まあリアルのコンパクトエフェクターをBIAS HEADと繋げば問題ないんですが、いずれはFractalやKEMPERのようなハードにして欲しいですね。金額は上がっちゃうんでしょうけど。

メリット、デメリットについて

■メリット
・音が良い
・他のアンプシミュレーターと比較するとコスパが良い
・アンプの種類もある程度網羅している

■デメリット
・持ち運びが面倒
・音作りは基本アンプだけしかできない(コンパクトのシミュレーターと併用不可)
・音作りが難しい

まだ購入して日が浅いということもありますが、音作りが難しい・・・!
これはおそらくリアルのアンプとの相性が大きく音に影響しているかと思います。
私は基本的にJC120にセンドリターンでBIAS HEADを繋いでいますが、低音が出すぎたりモコモコしたりと苦戦。。。
しかしマーシャルのキャビネットに繋ぐと初期設定のままでもわりと使える音がしましたのでもしかしたらJC120での使用はBIAS HEADではあまり想定していないんでしょうか?また音作りからか~・・・笑
良い音が作れたらいつかはYoutubeなんかにもアップしていきたいですね。
それでは!