フェンダージャパンのリミテッドコレクション2019年モデルをレビュー
こんにちは!
皆さんはフェンダージャパンのリミテッドコレクションってご存じですか?
今回は2019年リミテッドコレクションのテレキャスターを試弾してきましたのでそのレビューになります!
※フェンダージャパンについて
正式には2015年より販売権が神田商会からFender社に移った為、フェンダージャパンではなくジャパンエクスクルーシブです。
今回のブログではフェンダージャパンで統一して紹介します。
リミテッドコレクションとは?
リミテッドコレクションとはフェンダージャパンより年に2回わずかな本数のみ販売される限定のギターです。
シリーズとしては2018年より販売が開始されており、つい最近第4弾となる2019年秋冬の最新モデルが発売されました。
このリミテッドコレクションはフェンダー本家が完全監修のもと日本のクラフトマンが製作しているらしく、作りもスペックも最高峰とのこと。
このリミテッドコレクションシリーズは前回ブログで紹介したエクストラッド(extrad)の復活っぽい感じがしますね。
エクストラッドに関する記事はこちらからご覧ください↓
【ギター紹介】念願のギター!フェンダーエクストラッド(Extrad)!
さてこのリミテッドコレクション。驚くのはそのお値段。
2019年は定価22万+税とかなり強気の値段です。
実売は20万いかないくらいでしたが、あとちょっとで本家のアメリカンビンテージが買える値段ですね。笑
なぜこれほどの値段になっているかというとUSパーツや良質な材ということもあるでしょうが、おそらく製作にかける時間にあるのではないかと思います。
ネットの情報によると製作に通常の3倍の時間をかけているとのことです。
オールラッカー塗装ですのでそれくらい時間がかかるのでしょう。
いったいどんな音がするんだろう・・・ぜひ弾いてみたい!!
そんなこんなで2018年はいろんな楽器屋さんを周っていたのですが、発売されてから日が経っていたのでどのお店にも取り扱いが無い状態。店員さんによると入ってきてもすぐに売り切れてしまうそうでなかなか人気があるみたいです。
どこに行っても品切れなのでリミテッドコレクションを諦めかけていたのですが、先週ふらっと新宿の楽器店に入ってみたらリミテッドコレクションのテレキャスターがあるではないですか!!
試弾した感想
・軽い(これは個体差がありますが・・)
・ギターの作りが精密(組み込みやフレット処理など)
・塗装が美しい
・ネックがさらさらとしていて弾きやすい、ネックは若干太め
・ネックにはトラ目やバーズアイなどは見られず綺麗な木材
・ボディは2ピース
・生鳴りは大きい
・アンプを通すとクセの無い素直な音でSuhrとかハイエンドギター寄りの音に感じた
・悪く言えばフェンダーっぽさは感じなかった
・ピックアップはUSA製らしいが、テレキャス独特のクリクリとした音ではない
・クリーン、歪みともに使いやすそうな音でオールジャンル対応できそう
こんな感じでした。
レギュラーラインには無い高級感を感じました。
まとめ
購入するか?迷いましたが今回は見送りました。
確かに素晴らしいギターでしたが、その反面フェンダーらしさが無かったな~と。
弾きこなすのが難しい、クセのあるギターの方が自分は楽器っぽくて好きなのかもしれませんね。
あとはどうしても値段で迷ってしまいますね。
ラッカー塗装でパーツはすべてUS。。。。ん?それってUSA買えば良いんじゃ?
実際もう少しでアメビン買えちゃう。。。。笑
でもこのリミテッドコレクションは店員さんによると入荷してから1か月以内には必ず売れていくそうです。
購入者はコレクターの方が多いらしいですが、確かにこのギターを買うメリットってコレクター要素が大きいのかもしれませんね。
また、「日本製」という点に価値を置く人だったらハマるかもしれませんね。
USAの職人と日本の職人のどちらが技術力が高いのかはわかりませんが、もし日本の職人の方が技術力が高いのであればこのギターの価値も今後上がっていくかもしれませんね。
今回のリミテッドコレクションはとりあえず見送りかな。。。2020年モデルに期待して!
それでは!
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