ジャパンヴィンテージのギターって実際どうなの?
お久しぶりです。
前回のブログ更新からはや2か月が経ちました。
継続は難しいですね。。
さて、その2か月間何をしていたかというと、ギターを買い漁っていました。。。!
もちろん新品ではなく中古ですが(笑)
今回買い漁っていたギターはブログの題名にもありますがジャパンヴィンテージのギターです!
「ジャパンヴィンテージは良い」「作りが良く本家よりも良い音がする」など噂されているギターですが、こうした噂に対して「ジャパンヴィンテージのギターって実際どうなの?」という前から抱いていた疑問を自分で確認してみたいと思います!
※ジャパンヴィンテージ・・・70年代~80年代後半にかけて日本で作られたギターのこと。本家のストラトキャスターやレスポールをコピーして作っていたわけですが、その当時はコピーの精度も高く、材質も良かったと言われています。トーカイやグレコ、フェルナンデスなんかがジャパンヴィンテージとして良く名前が挙がります。
近年ではジャパンヴィンテージの価値が見直されて結構高値で取引されています。
日本製ってだけで精度が高いという印象はありますけど所詮はコピー品。
それが今では当時の価格の2倍近い金額で取引されているものまであります。
ほんとにそんな価値があるのか?
今回はその疑問に独身貴族の貯金が火を噴きました。
で、今回購入したギターは2本。
Squierのストラトキャスターです!
あれ?ジャパンヴィンテージってトーカイとかグレコなんじゃ?と思われるかもしれませんが、今回購入したSquierのストラト2本とも日本製でEシリアル(84年~87年製造)のフジゲン製造のものになります。
古い日本製のギターという点では一緒なので、まずはここからチェックしていきたいと思います。
ちなみにEシリアルっていうのはフェンダーをお持ちの方だったら知っているかと思いますが、非常に作りが良いと言われていた時代のシリアルで初期のJVシリアルの次に良いとされている時代のものです。
今回はジャパンヴィンテージとEシリアルの2つを調査してみたいと思います。
ギターは某オークションで落札。
SquierのSST-30というシリーズで当時3万5千円くらいのギターですが、1本あたり3万円ほどで落札しました。。。思ったより高くついてしまった。
しかも到着するとこの状態。
ヘッドだけ軽く拭いた状態です。指板の汚れを見て頂くとわかりますが、全体的に茶色いです。。。
ペグも汚れがすごくベタベタ。
布でこすると茶色くなるし、なんかベタベタする(笑)
しまいには体がかゆくなってきたので急いで分解&清掃。
綺麗になったのがこちら!
外見は良い感じに飴色でオールドな感じがして良い!
さてサウンドチェック!
・・
・・・・
・・・・!!
めちゃくちゃ良い音する(笑)
なんだろう、ネックの握りも吸い付くような感じがするし、音もジューシーな感じ。
生鳴りもまあ良いんだけどそこまで良いというわけではない。
が・・!コードを弾いたときの絶妙な各弦の混ざり具合が非常に心地良い。
好みが合ったというのもありますが、音の良さや細かな作り、弾きやすさなんかでいっても今のフェンジャパよりも良いんじゃなかろうか。
もう1本のEシリアルのSquierも良かった!
全体的に傾向は全く一緒。鳴りも出音も良いし、「楽器」って感じ。
結論Eシリアルのギターは噂通通り良いギターだった!
これがEシリアルのフェンジャパ(Squierよりグレードが上)とかになったらもっと良いのかな。。。いつか検証してみたい。
ということはジャパンヴィンテージ(トーカイやグレコ)もそれなりに良い音するんじゃなかろうか。
考え方を変えると結局今残っている古いギターってある程度良いものが残ってるだけなのかもしれない。
悪いギターだったら例えばネックが反ってダメになってしまったり、もしくは弾かずに捨てられたりして残る確率が低いのではないだろうか。
だから結果的に「当たり」に出会える確率が高いんじゃないかとも感じました。
結果としては大満足!
金額以上のギターだったなという感想です。
次はヴィンテージのトーカイのレスポールなんかを購入して検証出来たらと考えています!
それではまた!
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